「外国人留学生の会話(4)結婚」の②を続ける。結婚か独身か、どちらにメリットがあるかの議論が続く。
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M：みんなにとって、自由というのはどういうものですか。
もしかして、私の自由という概念と違っていて、その理由で結婚っていう、ま、結婚は束縛にならないということを考えて、ただ、自由のことを違ったふうにとられているのかもしらない（→かもしれない）けど。
M：自由っていうのはどんな意味で自由っていうんですか。
M：あの、今考えているのは、それは行きたいし行けるし（→行きたいところへ行ける）、という。
A：私の考えたことなんですけど、家族っていうのは、お互いに迷惑をかけるという行為を恐れない関係だと思うんです。家族以外だったらやっちゃいけないなということも、家族の中だからそういう行為が許されるし、それが家族として家庭を持つということも一番大きな意味であり、一番大きな幸せだということです。
B：完全な自由は、たぶん孤独だと思います。孤独じゃなきゃ絶対に自由じゃないと思います。
I：今日は自由の哲学的な意味を論じるんじゃないですから、でも、実は、Mさんのような考えをかかっている（→持っている）人も増えていますから、晩婚化も復活させていますので。
えーとこれから皆さん聞きたいのは、皆さんの国は晩婚化が進んでいますか。
なぜにそういう晩婚化が深刻化していますか。
G：はい、最近日本ではすごい晩婚化が進んでいると思います。韓国はあまり変わらないと思いますよ。
それで、最近女性の、女性が社会進出すること（→女性が社会進出するの／女性の社会進出）が増えたんじゃないですか。
それ、そういうことによって、女性が結婚をしなかったり、けっこう遅めにしたりすることが、けっこう増えたと聞きました。
でも、私はそういうことは、決して悪いことだとは思わないんですけれども、やっぱり私は結婚主義者なんで、それで、晩婚でも、結局は結婚したほうがいいんじゃないかなと思います。
S：Gさんのご意見、ありがとうございました。
あの、では、中国のほうはどうでしょうか、晩婚化の現象について。OさんかHさんか。
H：中国の場合は日本ほどではないんですけど、やっぱり晩婚化が進んでいると思います。
えーと、理由としては、やっぱり同じように、女性の社会進出と、えーと、高学歴という背景があるんじゃないかと思います。
私個人的には、結婚のための結婚じゃないと、なければ（→でなければ）、結婚したほうがいいと思います。
つまり、あ、この年齢だから、そろそろ結婚しなきゃならないと言って、見合いとかそういうことで結婚する人もいますけれど、本当に、愛、愛する人（→人が）見つかって結婚するのはとてもいいと思います。
だけど、私は、個人的な意見ですけど、子供は産みたくないという感じです。2人だけで楽しむという考えです。
N：やっぱりHさんがおっしゃったように、韓国も深刻化している状況なんですけれども、やっぱり、まず一番大きな理由は、女性が結婚すると、仕事を、とかをやっぱり、何かを諦めなければならない、諦めないといけないということが一番大きな理由になっていると思います。
あの、韓国の場合、女性が結婚をして、妊娠したり、出産したりするとき、会社のほうから休暇をもらえることがすごい大変だし、それを機に会社の側でも子供を持った女の人は、ほかの、ほかの女の人、未婚の女性より男の人より働けないという考えを持ってるんで、子供を産むっていう、あるいは、結婚するっていうことを機に会社をやめてほしいっていう、そういう会社がまだ多いんです。
あと、えーと、結婚とか出産によって、女性が、出産後に女性が、女性は子供を産む前のように、自分が働ける環境が整えてないので、じゃ、そうなれば、ならば、もうちょっと自分が、若いうちに、働けるときに、あの、働いてから結婚するほうが、あの、いいんじゃないかと思う人が多いので、晩婚化が進んでいると思います。
私もやっぱり働きたいと思っている人なので、そんな早く結婚するつもりはないですけれども、結婚したくないとか思ったりは、それない（→それはない）ですね。結婚をして、もし、自分が働いている最中に結婚したい、この人といっしょに歩いていきたいと思っている人ができ、そういう人とめぐり合えるんだったら、ま、結婚を決心する可能性もないとは言えないんで・・・。
I：男性の考えを聞きたいです。
O：結婚は抵抗感はないですね。あの、ま、結婚は特に女性の多くの考え方とは違って、結婚は特にえらい（→立派な）こととか何も考えていないですけど、ただ、ある意味で女性にけいごう(→迎合)して、結婚したいならば結婚するという感じで。
あとはですね。結婚よりも子供がほしいんですね。（笑）
結婚しないと子供ができないので、結婚したほうがいいです。
M：どうして結婚しないと？
O：一応中国では、結婚してから子供作る、ま、結婚してから子供という流れのほうは（→が）いいです。
M：もし、結婚してから子供を産んでたら（→産んだとしても）、そうしたら離婚したら、・・。
O：それは考えてません。要はですね、子供の育ちは両親はいる、両親がいっしょにいる場合は、あの、育ちはいいので、そうじゃないと、単身家族の場合はですね、ちょっと子供がかわいそうなので、できれば避けたいと思います。
M：僕はその一番いい例だと思います。
S：すみません、よく聞き取れなかったんですが。
M：僕は片親に育ててくれた（→育てられた）失敗の人です。ある意味でね。わがままの人です。
I：ドイツの政府は単身の家族に支えている政府はありますか。ドイツの晩婚化の状況はどうですか。
M：特に大学に、あの、あー、兵役もあるから、ドイツでの大学卒業は日本と比べると、けっこう遅くて、そのあと就職も遅くて今の経済状況のことで（→ために）、ちょっと･･･。
経済的な、やっぱり経済的なことでセイフティネット持ってない人達は、あまり（→あまりに）結婚は大きな要素だから、それ（→セイフティネット）を30代も、･･･。
そして、また、もちろん女性も結婚の代わりに、ま、結婚よりそれを優先してセイフティネットを作って。
