2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
夫が薄茶色の子犬を拾ってきたのは、子供が中学生のころ、もうかれこれ30年以上も前になる。家の近くの自動販売機の下でうろうろしている子犬がいた。可愛いと思ったのか、かわいそうと思ったのか、夫はそのまま抱いて連れて帰ってきた。 我が家では夫も私も…
きのうの深夜便「明日へのことば」はゲストが「さだまさし」だった。少し軽いところがあるので批判的に見てしまうシンガーソングライターだが、「幸せとは何か」という質問に対する彼の答えはおもしろかった。 「幸せって人と比べることで感じるんですよね」…
46)に続いて、外国人留学生の話し方の傾向について考える。文法面では助詞の使い方や動詞の適切な形がとれないという話をした。ここでは、もう少し大きなスパンとしてく文と文とのつなぎ方について考える。文のつなぎ方は大きく二つに分けられる。 1.副詞…
「ネットでは別人間③」では、②に続いて、インターネットで仮名(かりな)を使うことのメリット、デメリットが話されている。自分の考えを説明するに十分な日本語力が身に付いていない者も多く、わかりにくくなっている部分が多い。(→ )で訂正や補足を加え…
ネットで仮の名(仮名(かりな))を使用することについてのディスカッションが続く。若者らしい考え方をしている者もいるし、慎重にメリット、デメリットを考えている者もいる。学習者の話し方についてであるが、自分の意見をまとめたり説明したりするため…
ネット」についての会話は2種類(「ネットだと別人格」と「ネット社会」)お送りする。二つの会話はそれぞれ別グループが行っていて、「ネットだと別人格」は中国、台湾、韓国というアジア系の学生とアメリカ、イギリス、ドイツ、などの欧米系から、「ネッ…
外国人留学生の会話「余剰博士③」をお送りする。就職と親との関係、企業の考え方、社会のとらえ方などを踏まえて、本人自身が学歴や仕事を通して自分をどう位置付けていくかに話が及んだ。 ・・・・・ 市:sさん、何か意見ありますか、今のことで。もし、あ…
企業側は学生を採用するとき、大学院で博士号をとった学生を敬遠するという傾向が日本では見られる。今回の会話の参加者は韓国と中国の2人だけだが、日本と同じような傾向が見られるという。しかし会話両から、両国での事情が少し異なっているのがわかる。 …
ここ何年にもなるが、大学で博士号を取得した学生が、なかなか就職できないという現象が起こっている。大学院で専門を深めることによってその企業に貢献できるという反面、学歴が高すぎるため就職に向いていないという企業の捉え方もある。給料が高くなる、…
39)に続いて、外国人留学生の話し方の傾向について、特に間違い(エラー)しやすい点について取り上げる。39)は話し方に重点が置かれたがここでは2つの文法的な間違い(エラー)の傾向について述べる。 動詞の形 動詞には基本形(例:書く)の他に、可能形(…
「自分らしさの基準で仕事選び」③をお送りする。ここでは「自分らしさ」とはどういうことなのかという考察が続く ・・・・・・・・・ s:私はまだ、私はまだ「自分らしさ」について考えたこともないし、「自分らしさ」の意味がよくわかりません。 私の経験な…
外国人留学生の会話(5)自分らしさの仕事選びの基準②をお送りする。 前回はの「どういう基準で仕事を選ぶか」のディスカッションでは、その仕事が好きか否かなどの個人的な基準が話されていたが、今回はやや広い観点が話題になっている。その仕事が社会に貢献…