前回春菊料理の2つのレシピについて書いた。料理ついでに私が時々作る簡単レシピを紹介したい。
1つは明太子ポテトサラダ、もう1つはライスピザである。どちらも、テレビ番組で見たものだが、簡単な割にはなかなかおいしい。
- 明太子ポテトサラダ
じゃがいもを大なら2つ、中か小なら3つ程度準備する。ざっと洗って、水の付いたままビニール袋に入れ、電子レンジにかける。時間は900wで5,6分程度。全体がやわらかくなったら取り出し、半分に切る。切り口を下に向け、ペーパータオルか布巾で皮をむく。ペーパータオルか布巾をジャガイモにかぶせ、帽子を脱がせるような感じで皮を引っ張ると、ぱっとむける。
ボウルに皮をむいたジャガイモを入れ、スマッシャー(なかったらスプーンでもいい)でつぶす。そこにマヨネーズを入れよくかき回す。マヨネーズは好みによるが、たっぷり入れたほうがおいしくなる。かき回しながらジャガイモをよくつぶす。なめらかなほうが口当たりがいい。そこに生の明太子を入れる。明太子は皮を除いておく。明太子も多いほどおいしい。
よくかき混ぜる。それで出来上がり。レタスを敷いたほうが見栄えがよくなる。
明太子が入っているのでうま味がぐんと上がる。普通のポテサラよりしっとりして、お酒のつまみにもなる。
・ライスピザ
普通ピザはパン生地の上に具材をのせるが、ここではパン生地の代わりにご飯を使う。
大きく広げたラップフィルムの上に茶碗1、2杯のご飯をのせ、そこに片栗粉を振り入れよく混ぜる。ピザの底の大きさは使用する皿に合わせる。オーブンを使うので耐熱皿が好ましいが、陶器皿でも使える。
片栗粉の混ざったご飯の上にまたラップをのせ、上から手で押して平らにする。あまり厚くしないで、せいぜい厚さ1センチ弱ぐらいがいい。
ご飯をラップからはがしてお皿に載せる。お皿はバターを塗っておく。
ご飯の上にトマトソース(ないときはケチャップでよい)を塗る。塗る量は好みによるが、少なすぎると味が出ないので、やや多めに塗る。
その上に、トマトの輪切り、ハムかベーコン、その上にピーマンの輪切りをのせる。ピーマンは種を出さなくてもそのまま使える。
最後にチーズをのせる。ピザ用のチーズが一番扱いやすいし経済的でもある。なければ、とろけるチーズを何枚かのせてもいい。
これをオーブンに入れるのであるが、電子レンジのオーブン機能を使うのが簡単。200℃で30分ぐらい焼く。30分になっても焼き色があまり付いていないときには、210~220℃ぐらいにして、10分追加焼きをする。焦げ目が付いておいしそうに見える。
この2つは非常に簡単だが、もっと簡単な小松菜の扱い方を紹介する。小松菜はほうれん草のように価格が変動することが少なく、安定している。また、栄養価が高い。
小松菜を1束ざっと洗う。根元に土が付いていることが多いので、根元は丁寧に洗う。次に3、4センチの大きさにざくざくと切る。それで終わり。
ざくざくと切った小松菜をプラスチック容器に入れ、ふたをして、容器ごと冷凍する。次の朝の味噌汁から使える。
茎の部分は冷凍してもすぐはがれるが、葉っぱはくっ付いたままなので、しばらく待って使う。塊のままでいいので鍋に入れる。
この冷凍小松菜が重宝する。毎日少しずつ使えるし、長持ちするので、いつでも身近に生野菜があるという感じがある。
ぜひお試しあれ❕❕