58)外国人留学生の会話(8)ネット社会③

  • ①②続いて、「ネット社会③」でも子供に対するインターネット教育、親のあり方などの議論が続く。

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g:子供は(→が)もし不正のホームページを(→に)行ったら、必ず悪影響が生じるでしょう。

だからパソコン会社としては不正のホームページを子供に見せないためには、不正のホームページを見ることできなくさせるようなシステムを発明すべきだと、私は思います。

y:そうすね、本とか雑誌とか、テレビとか、そういうものは、管理やすいもの、管理しやすいものですけど、インターネットは今最新の技術がいっぱい出てきますが、だから、技術面的に完全に管理することが(→は) 今まで(→今まだ)ちょっと物理的に無理と思います。

u:あの、さっきsさん、おっしゃったように、もし健全的な(→健全な)人格を持った人は、何も(→を)見ても影響が(→を)受けないですね。

でも、そういうことは現実的に(→現実には)けっこう難しいと思います。

特に小さい子供は性格とか人格とか変えている過程です(→にありますから)

たとえば、5歳から7歳、こういう(→の)子供見て(→見ていると)、そういういろいろ影響、自然、こっそりと、自然に受けて、自分たぶん気がつかなかったときに、受けた、そして、そういう性格育成して(→が育って)、また次の時期に他の何か、友達変わって、先生も変わっていろいろ影響受けて、人格も変わることがあります。 

だから、インターネット、小さい子供に対してインターネットの利用のマナーの躾けは必要です。そういう躾けは、たた(→ただの)インターネットの躾け(→躾けだけ)じゃなくて、性格の躾けだと思います。

たとえば、このホームページ、ほかの人の情報とか見ないで(→このホームページではほかの人の情報を見ないというようなこと)、それはインターネットだけじゃなくて、他の人のプライバシーを尊重することが(→を)教育しています。

e:僕はやっぱり親になれば、あの、子供に対する信用度という基準から、インターネットを使用させるかさせないかを決めたいと思います。

インターネットはすごくいい刺激になるときもあれば、悪い刺激になるときもある。それを考えれば、もし、その悪い刺激に持っていくような子供がいれば、インターネットは僕としては絶対使わせたくないんで、それができ、その信用度が子供にある程度持てるようになるまでは、インターネットは使わせません。

s:皆さん、gさんの番です。

g:じゃ、ひとつの問題に絞って、討論していきたいと思います。

最近ネット中毒という病気、病気(→のことを)しょっちゅう目に、耳にした(→します)が、その症状としては、インターネットに夢中して(→になって)、ほかのことに対してやる気が出てこない、あるいは、ネットを長時間使わないとイライラになる(→する)

ですから、皆さんに聞きたいんですが、どうやってこの現象に対処すべきか。意見のある方は手を挙げてください。はい、eさんお願いします。

e:やっぱりそのインターネットは便利で簡単に情報収集できる反面、自分達からの、その、自らの行動によって、調査していくという力をすごい(→すごく/かなり)低下させる道具だと思います。それを変えるには、インターネットの使用量をできるだけ抑えるという方法しか僕は見つからないと思います。

g:つまり、あの子供のインターネット利用時間を抑えることは(→が)大事だとeさんが(→は) 言いたい(→言いたいん)ですね。

それではほかに、はい、yさん、どうぞ。

y:もし、えー、もう習得している(→夢中になっている)子供たちは(→に)、無理やり時間を減少させたら、たぶん何かさっき言ったように、イライラして、・・・。

じゃ、それは、どうすればいいか・・・。

でも、何か、習得している(→夢中になっているのは)小学生とか中学生だけじゃなくて、大学生とか、いわゆる大人もけっこういますね。それはまあ、たぶんほかの趣味とか・・・

g:というのはやっぱり子供、あるいは、大人はほかの趣味を見つけることが、あの、えーと、インターネット中毒を、何ていうの、避けるためには大事なことだとyさんは言いたい(→言いたいの)ですね。

y:スポーツとか・・。

g:はい、わかりました。はい、じゃ、sさん。

s:えと、あの、小さい子供に対して(→対しては)、僕はいつも強力、大人から(→からの) 強力的な(→強力な/きびしい)管理は(→が)大事だと思います。

えーと、ま、小学生か中学生くらいはまだものわかりがよくなくて、よくないんで、まーあのー、まあ、文部省に任せば、悪い習慣に染まる可能性もあると思います。

だから、そういう小さい子供に対して、親は、あのう、なるべく正しく強力的に(→きびしく)教育してほしいという意見です。

g:ほかに誰か、この問題について意見がありますか。

s:も一回、強調したいんですが。

g:はい、じゃ、sさん、お願いします。

s:いい子だと・・・いい大人になる。以上です。(笑い)だから、僕はいつも教育の価値を伺う(→問うています)

g:はい、eさん。

e:僕も確かにインターネットは(→が)子供に適してないかと(→を)判断するときには、インターネットのバーチャルな世界と現実の世界の区別ができなくなる可能性がある子供達は、そのインターネットを使う資格は持ってない(→ない)というふうに思います。

g:はい、ほかに、誰か意見がありますか。

y:資格ない人なのに、現実、現実で(→現実は)いっぱいアクセスする人がいます。現実的な問題です。

g:皆さん、もう問題とか意見はなさそうで・・・。ありますか。

はい、もしなかったら、えーとちょっと結論をしたい(→まとめたい)と思います。

インターネット中毒に対して、皆さんいろいろ意見をいただいたんですが、えーと最終的に3つの結論は(→が)出て、結論、3つの結論が出ていると思いますが。

それ、その3つの結論はそれぞれ、第1、インターネットと現実を見分けること。第2、えーと、ほかの趣味や目標を見つけること、第3、インターネットは逃げ道ではないと人々に教育すること。この3つの結論で、えーと今日の討論を終えたいと思いますが。

今日皆様のご貴重な意見をいただいて、大変有難いと思うんです(→思います)が、時間のため、これをもって討論を終えたいと思います。有難うございます(→ございました)