今日はコクとうま味のある焼きそば風スパゲッティと、簡単まぐろ丼風生ハム丼をご紹介します。二つとも、簡単にできて、味わい深い料理ですので、ぜひお試しください。
１．焼きそば風スパゲッティ
精力的に音楽活動をしている指揮者の佐渡裕さんが、日ごろ作っている料理の一端を披露した。「マエストロ佐渡裕の深夜めし」と銘打って、どちらかというと、あまり細かいことにはこだわらない男料理である。
彼が披露した中の「ナポリタン」を作ってみたら、なかなかおいしいと家族にも好評であった。いわゆる正統派のナポリタンではなく、「焼きそば風スパゲティ」である。
「焼きそば」が食べたくても、焼きそばの緬がない時にも代用できそうなレシピである。
用意するもの（１人分）
スパゲッティ（100ｇ±）
ソーセージ（豚肉、市販１パック位）
玉ねぎ（中１個）
マヨネーズ適量
中濃ソース（ウスターソースでも可）適量
ケチャップ適量
バター、または、オリーブオイル（サラダオイル可）
塩
黒コショウ
スパゲッティをアルデンテ程度にゆでる。ゆでたスパゲッティにマヨネーズを混ぜる。(全体に行き渡らせる。)
ラップをして冷蔵庫に１時間前後寝かせる。
（時間のない時は、冷蔵庫に入れる手間を省いてもよい。）
その間に玉ねぎを大きめのくし切りにし、ソーセージを一口大に切る。玉ねぎとソーセージを炒める。炒め過ぎない。
塩コショウをする。別皿に取っておく。
そのフライパンを使って、バターを適量入れる。
その上にケチャップと中濃ソースをのせる。
（フライパンの底がバター、ケチャップ、ソースの３重になる。）
そこへ冷蔵庫に入れておいたスパゲッティを入れて、さっと炒める。
玉ねぎとソーゼージをフライパンに戻し、軽く炒める。（あまり時間をかけない。）
塩と黒コショウで味を調節する。出来上がり。
この料理の面白いところは、スパゲッティを使いながら、焼きそばができるというところである。ケチャップやソースを大目に使っているので、焼きそば風になってしまう。マヨネーズもたくさん使っているので、ボリュームがあって、若い人達も満足するだろう。
玉ねぎは少し固めぐらいの炒め加減がおいしい。ソーセージの代わりに豚肉でもハムでもOK。
なかなかおいしいので、ぜひ試してください。
２．生ハムととろろ芋の簡単どんぶり
火を使わないので、超簡単。しかし、しっとりとした味わいで、充実感が得られる。
用意するもの（１人分）
とろろ芋 ８センチ長さ
生ハム ５､６枚入り１パック
卵黄身 １
めんつゆ 少々
とろろ芋を4､５センチ長さの細切りにｓる。細いほうが口の中でごわごわせず、食べやすい。生ハムは１センチ幅の縦長に切る。
ご飯を丼鉢に６分目ほど入れ、細切りとろろ芋を万遍なくのせ、その上に生ハムを、これも万遍なくのせる。
中央にくぼみを作り、卵の黄身をのせます。全体にめんつゆをかけたら出来上がり。色どりにノリを散らすと風味が出る。
（めんつゆは何倍希釈かによって味の濃さが変わるので、自分の好みを見極めたい。）
全体を混ぜながら食べると、生ハムがマグロのような触感と味で、マグロ丼を食べているような感じがする。
生ハムは、高価な感じがしますが、スーパーのハム売り場で売っている普通ので大丈夫。
ぜひお試しください。
